予防接種について
こんばんは。今日は、昨日と違って秋晴れ、気温も段々下がり始めましたね。夜寝るときの短パンTシャツはさすがに寒く感じます。
唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
38歳薬剤師 山下 善太郎です。
予防接種
店頭でお客様に質問された事を書きたいと思います。
予防接種はした方がいいですか?
まず、ワクチンについて
ワクチンは、大きく分けて2つに分けられます。
- 生ワクチン・・・ウィルスや細菌の活性力をむちゃくちゃ弱くしてるもの(死んではいません)。
- 不活化ワクチン・・・ウィルスや細菌が完全に死滅してる物で、病気の予防に必要な成分だけを使ってます。
ワクチンはどの様にして効くか
人間の体は、免疫という機能がもともと備わってます。
ワクチンを接種すると、ウィルスや細菌と戦う抗体って物が人間の体で作られます。この抗体は同じウィルスや細菌が体に入ってきたときに、すぐに攻撃して、病気を発症するのを抑えるか、発症しても症状が軽くて済むようにしてくれます。
予防接種をする理由
- 辛い病気にならないため
体の中で細菌やウィルスが増えるのを防いでくれます。 - 症状がひどくならないため
もし、病気が発症しても、症状が重くなるのを防いでくれます。 - 他の人にうつさないため
乳幼児や高齢者など体力がない人にうつさないため
この様な理由で予防接種は、推奨されてます。
なぜ、インフルエンザワクチンは毎年するのか?
最初に説明しましたが、ワクチンは2種類あります。
生ワクチンンの場合は、活性は弱いですが、そのままのウィルスや細菌を使うため、病気になった事があると体が覚えているため、長い間効果があります。
不活化ワクチンは死んだ細菌やウィルスを使うので、効果が長く続かないんです。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンです。だから、1年に1回なんです。
インフルエンザの予防接種はした方がいいのか
ここからは自分の意見です。インフルエンザワクチンはもちろん医薬品です。医薬品ですから、期待とは違う反応が出てしまう事もあります。期待とは違う反応が出る確率的にはかなり低くはなってますが出る事もあります。なので、予防接種を受けるか受けないかは自己判断になります。
私は、一昨年と昨年は受けました。理由は妻の妊娠と出産と0歳児の子育てがあったからです。それまで、10年くらい予防接種はしたことがありませんでした。予防接種してなかった約10年でインフルエンザに罹ったのは、2~3回だったと思います。予防接種したここ2年はインフルエンザには罹ってません。
このように家族に何か大切な行事がある方や、自宅に高齢者など、免疫力が落ちてきている方がいる場合は、自己責任になりますが受けたほうがいいのかなぁと思います。
私は、まだ子供が2歳なので今年も予防接種すると思います
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の投稿者
山下善太郎