血圧計の使い方(測り方)
昨日も書きましたが、暦上では平日ですが、GWで連休中の方も多いんですかね。唐津市内では観光客を多数見かけます。この仕事についてから、余り長期の休みを取った記憶がありません。だから、急に長期の休みが出来てもする事がないと思いますが・・・
唐津市で薬局とドラッグストアーをやってます。38歳薬剤師 山下 善太郎です。
きょうは、最近お店で血圧計の相談があったので血圧計について書いてみました。
血圧について
高血圧のガイドラインって最近変更になってますが、上(収縮期)が140以上 下(拡張期)90以上が高血圧と言われます。この数値より高いとすぐ薬を飲むわけではありませんが、食事を気をつけたり、運動をしたりして、血圧が正常域に戻るような努力をする必要があります。
血圧計の選び方
薬局にいると、だいたい45歳〜50歳位で高血圧の薬を飲み始める方が増えてくるようなイメージがありますが、実際はもっと年齢が低かったりするかもしれません(調べてないのですみません。)。
血圧の薬を飲み始めると今まで気にしてなかった血圧が急に気になったり、病院の先生から『家でも血圧を測りなさい』って言われた方が、当店にも血圧計を買いに来られます。初めて血圧計を買う方は、だいたいシンプルな商品を買おうとされます。私も、特にスマートフォンなどで健康管理をする方以外は、シンプルな物でいいと思っています。
特に私が血圧計を販売する際にこだわってる部分は、保証期間が長い事です。案外血圧計って壊れるんですよね。血圧を測るために巻く部分はゴム製なので破れたりするのは仕方ないにしても、本体がダメになる事が多いんです。それも保証期間が過ぎた丁度1年数ヶ月後に。修理に出すと、修理代が本体代ぐらいかかるので、買い直すそんな事がよくありました。しかし、つい先日ですが、血圧計なのに3年保証の商品を見つけたんです。さらに価格もお手頃な(そこまで高くない5000円〜)‼︎機能もシンプルで使い易い。これ、私のおすすめです。
血圧の測り方
- 腕に巻く部分と心臓が同じ高さになるようにする。(衣服は薄手のシャツか素肌)
- 腕に巻く物はしっかりと巻く。(きついので緩くしたりすると正確な血圧が測れません)
- 寒すぎたり暑すぎたりする部屋では測らない。
- リラックスしてから測る。
- 測定中は話したり動いたりしない。(これ大事です。)
- 測定中に表示される数字を見ない。(普通の血圧計は200くらいまで上がって数字が下がります。数字を見てると血圧が高くなった気がする人もいます。なので数字は見ないようにしましょう)
お客様にされる質問
Q:血圧はいつ測るの?
A:なるべく朝と夜2回測って下さい。朝は、起きてから1時間以内に。夜は寝る前に。
Q:いつも血圧が130位なのに今日は、朝測ると160もあった。血圧計の故障じゃない?
A:そんな事もあります。2〜3分後安静にしてからもう一度測ってみてください。上の測り方を見ながら測って下さい。それでも高かったら、3日間位同じ時間に測ってみて下さい。それでも高いときは専門家に相談してください。
Q:血圧の薬飲み始めたら今まで高かった血圧が120台まで下がった。薬を飲まなくてもいいかなぁ?
A:自己判断で止めてはダメです。測った時がたまたま120台だったかもしれません。血圧が低くなりすぎて体がきついなどの症状が出る時は、かかりつけの先生に相談してくださいね。
まとめ
血圧計はスマホで健康管理したりする人以外は高機能なものより、保証が長い壊れても安心な血圧計を購入した方がいい。血圧は、健康のバロマーターにもなりうるので、健康管理のために1日2回朝と夜に測って下さい。
久しぶりに長文書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事の投稿者
山下善太郎