佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

お酒の飲みすぎ?

 

 未分類, 病気の豆知識

おはようございます。天気予報では曇りか雨だったのに、秋晴れです。このくらい天気がいいと洗濯物もしっかり乾きそうな感じです。たま~に、家事手伝ってます。
昨日更新する予定だったのですが、結局今の時間になってます。
さて、私事ですが、現在、唐津青年会議所って団体に所属してるんですが、皆さん若いので結構飲むんですよね。お酒を。なので、今日はお酒にまつわる肝臓の話を少しだけ。

太ってる人に多い脂肪肝

脂肪肝には2種類あります。
食べ過ぎによる脂肪肝とお酒の飲みすぎによる脂肪肝です。

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上に挙げた2つの脂肪肝どちらも、肝臓細胞中の脂肪が、ある一定基準を超えると肝臓の働きが低くなってしまいます。肝臓は、お酒などのアルコール分を代謝するだけでなく、胆汁っていう脂肪を分解する消化液をつくったりもしてます。もちろん脂肪肝になってくると、この機能も落ちてきます。胆汁は胆汁酸っていう物質とコレステロールでできてます。このコレステロール、血液中のコレステロールを使って胆汁を作っています。つまり、肝臓は、血液中のコレステロールを調整してるのです。なので、動物性脂肪を摂りすぎると肝臓でコレステロールの調整が出来なくなって、高コレステロール血症や脂肪肝になりやすくなるんです。

どうしたらいいか

お酒を飲まないのに脂肪肝の方は、食べ過ぎを抑えるしかありません。本当に意識するしかないんですよね。

アルコール性の脂肪肝

アルコール性脂肪肝の原因は書かなくても分かると思いますがアルコール(お酒)です。アルコールは、アルコールのまま小腸で吸収され、色々な過程で分解され水と二酸化炭素になり、体の外に出ていくのですが、分解する過程で、脂肪の合成を進める酵素を発生させてしまいます。それによって、肝臓で脂肪ができあがってしまいます。これが脂肪肝になる原因です。脂肪肝になっていても、お酒をやめないと、肝炎などになることもあります。肝炎になると、吐き気・黄疸・疲れなどが出てきますので、疲れが抜けないなどの初期症状が出ているうちにお酒をやめるようにしましょう。

お酒に強い人弱い人

自分はお酒少し飲むと、スグ赤くなります。しかし、どんなに飲んでも変わらない人っていますよね。これって生まれ持ったアルコールを分解する能力の違いなのでどうすることもありません。また、お酒に強い人は、自分で肝臓が丈夫だって思っている方もいますが、そんな事はありません。なので、健康診断などで、『肝臓の値が少し高いかな』位の時にお酒を控えると脂肪肝・肝炎は予防できます。病気って言われない内にしっかり予防しましょう。

まとめ

お酒を飲めるのは大人なので、お分かりだと思いますが、飲める分だけをゆっくり飲みましょう。無理に飲ませるのは良くありません。
最後に脂肪肝ってフランス語で フォア グラ なんです。

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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