糖尿病の薬の種類
こんばんは。今日もいつもの時間に更新です。
今日の唐津は、朝から雨が降ったり止んだりとスッキリしない天気でした。気温はいつもより下がり、少し秋に近づいて来たような気がします。気温が下がり始めると風邪も流行りはじめます。気を付けて下さいね。
今日は昨日の続きで糖尿病についてです。で今回は、病院でもらう薬の種類を簡単に説明したいと思います。
糖尿病の薬物治療について
まず、血糖値が高い状態が続いてる人が食事療法や運動療法で改善しない時にお薬での治療が始まります。なぜ治療するかは、昨日書いた通り、血糖値が高い状態が続くと、合併症が起きるかもしれないからです。合併症が起きないようにお薬での治療が始まりますので、少し調子が良くなったからといって、途中で勝手にお薬をやめないで下さいね。飲み忘れるのはなんとなく分かりますが、止めてはいけません。
お薬の種類はカンタンに分けると、飲み薬と、注射薬に分けられます。
こんな薬があります。
現在良く使われてるのは5種類位?かな
- 食後の高血糖を抑える薬
糖の吸収をゆっくりにしてくれるお薬です。 - 膵臓に作用してインスリンの分泌を助けてくれる薬
- インスリン抵抗性改善薬
肝臓・筋肉・脂肪でインスリンが効きやすくして、血糖値を下げる薬 - 最近よく使われてる薬で、DPP-4阻害薬
インスリンの分泌を促進するインクレチンという物質の働きを強める薬。 - 腎臓での糖の再吸収を止めて、血糖値を下げる薬
これらの薬の1種類だけ飲まれてる方や、複数を飲まれてる方、色々です。
基本は前にも書いた通り食事と運動です。
薬を飲んでると、糖尿病と診断される前と同じ食事をしても案外数値が下がっているので安心してる方がいますが、体にとっては良くない事です。むしろ薬を飲み始めてからも、しっかり運動と食事に気を付けて生活して下さいね。薬に頼った食生活はダメですよ。
糖尿病予備軍の方に
前回挙げた糖尿病になりやすい方で特にいつもお腹イッパイ食べる方は、特に以下の事に気を付けて下さいね。
食事の時普通にいつも通り食べると、血糖値が急激に上がって体にも良くありません。だから、食事の時に一緒に食物繊維をとる様に心がけて下さいね。カンタンな方法としてお米に玄米を混ぜたり、ご飯と一緒に納豆を食べるなどして上手く食物繊維を食事に取り入れるようにして下さいね。
そんな事、なかなか難しい方へ
最近では『機能性食品』っていう糖尿病用の健康茶も出てます。独身で食事はいつも外食が多い。そんな時は、食物繊維を多く含んだお茶を上手に活用して下さいね。急激な血糖値の上昇が抑えられるといった研究結果も出てる位です。活用できるものは活用して、病気の予防に繋げて下さいね。
この記事の投稿者
山下善太郎