佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

若い人にも、粕漬けを食べて欲しい。令和元年の最初にそんな事を思いました。

 

 松浦漬の事

漬物の消費量は、約10年くらい前に比べて半分くらいまで減少しているんです。

令和になりましたね。
更に連休も半分が終わりましたね。今日も仕事でしたが、処方箋の日付が令和に変わっているのをみると元号が変わったのを実感しますよね。

平成から令和に。
これで実感出来ました。

保険証と処方箋の記載は、元号表記の方がしっくりくるのは、この仕事してるからでしょうね。そんな令和最初のブログは、やはり松浦漬の事についてです。

若い人にも松浦漬を食べて欲しい

北部九州の年配の方は、松浦漬のことをご知っていただいている方も多いみたいです。しかし、若い人だとほとんど知らない方が多いみたいです。なので、ちゃんとお知らせしようと思いブログに書くことにしました。

九州北部、特に佐賀の方は、このCM見た事があると思います。


商品画像は、たまに変更する事もありますが、音楽はずっと一緒です。みなさん耳に残るみたいで、変更してません。
カンタンに松浦漬の事を紹介したいとおもいます。
松浦漬は、酒粕をシッカリと発酵させ旨み(甘みや風味)がのって来たことを確かめてから作り始めます。気候や気温で酒粕の発酵日数も違いますので、一概に出来るまでの期間が決まってる訳ではありません。それ位、手間暇かけて造ってるんです。だから、作る時期によって、酒粕の色が若干変わるため、松浦漬の色も変わる場合があるんです。今だと(4月〜5月くらい)少し酒粕の色が白っぽい感じかもしれません。また、松浦漬の中身の粕にも時間が掛かるのですが、鯨の軟骨を食べやすくするのにも、とっても時間が掛かります。軟骨を反対側が透けて見える位まで薄くスライスし、さらに食べやすい硬さになる迄、色んな処理をしています。一切添加物は使わずにです。鯨の蕪骨は軟骨です。軟骨と聞くと柔らかそうに感じますよね。しかし、決して柔らかいわけではなく、かなり硬くて、太いんです。小さめの丸太並みです。それを処理するは、本当に一苦労です。

そんな手間暇かけてつくる松浦漬ですが、最近では、松浦漬だけでなく漬物を食べない若い人が増えてきています。そんな調査結果も出てるくらいです。約10年位前に比べると漬物の消費量は半分以下位になってたと思います。
そこで、若い人に伝いたい事があります。松浦漬は『漬』って言葉は入ってますが、皆さんが感じてる様な漬物ではなく、酒粕と鯨の軟骨を絡めた商品です。だから、ご飯のお供の海苔の佃煮みたいな感覚で手軽に食べれる商品になっているんです。また、以前のブログにも書きましたが、酒粕は健康にもいい食材です。

こんな感じでご飯の上に載せて食べるのがおススメです。

今も昔もこの食べ方が一番だと思っている山下です。

味は、酒粕を使ってるだけあって少しお酒の風味はしますが、アルコール度数もそんなに残ってないので、大量に食べない限りは酔ったりする事は無いと思います。ただ、お酒が全くダメ(お酒の香りもダメ)って方は注意が必要かもしれませんね。また、日本酒だけでなく、辛口のワインにも合います。昔ながらの商品ですが、案外オシャレに食べれる商品になってます。

気になった方は、こちらのサイトからホームページを見て下さいね。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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