佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

薬局の役割って変わってきている?

 

 山下善太郎のこと, お店の事

こんばんは。いつもブログ書いているパソコンのタッチパッドが壊れて、凄く使いにくいです(笑)。まだ、2~3年しか経ってないので近いうちに修理出さないといけません。そんなパソコンで、今日は、ブログ更新です。
そんな今日は、昨日ある製薬会社の方と商談しいて気付いた事です。

薬局の役割って変わってきている?

『先生のお店、近くにこんなに沢山薬局あって大変ですよね~~。』って、商談が終わって食事してる時に言われたんです。
確かに最近では、自分が住んでる唐津市も、1部上場の大型ドラッグストアーが乱立してきました。

こんな感じで、私の薬局の前にも大型ドラッグが出来ました。道挟んで真向いです。

徒歩で、数分~10分位の所に、ドラッグストアーや薬局が、10店舗近くあります。確かに、人口の割合から言うと多すぎって感じですよね。これって、多分どこの町も同じかなぁって思います。
そんな話をしてる時に、『薬を集めるだけの仕事って、機会でも充分にできますよね』って言われました(笑)。確かに、薬を集めるだけなら、機械で充分対応できるんですよね。実際にあるんですよね。薬を集める機械って!私が、その機械を見たのが約10年位前だったので、今ではもっと進化した機械も発売されてるかもしれません。例えば、処方箋に印刷されたバーコードを読み取るだけで、ベルトコンベアーに乗って薬が運ばれて来るみたな機械が(実際にあったりすると怖いですけど)。その機会が、とっても安価になって普及し、法律が変わると、薬局業界って変わってしまいそうです。

最近の雑誌の記事

こんな状況のせいか、最近、雑誌で『生き残る薬局』や『勝ち残る薬局』などの記事をよく見かけます。書いてある内容は大体同じなんですよね。『かかりつけ薬局』としていかに機能出来るかみたいな事が書いてあります。でも、この内容を読んでいて、なんか違うなぁって思うんですよね。お店によって出来る事って全く違う気がするんですよね。人それぞれ個性があるように、薬局も同じ機能なんて絶対に果たせない気がするんですよね。同じ機能を持たせたいのなら、人工知能で、充分事足りそうな気がしますからね。

薬剤師の仕事

これから先は、エクスマの藤村先生が言ってる様に、いかに多くのお客さんや、患者さんと繋がっていれるかが大事になって来たなぁって思います。お店で、お客さんの話相手になれて、たまに、色んな愚痴を聴きながら、健康の相談にのり、その話の延長線上で、薬の専門知識を発揮できればいいのかもしれません。これから先、薬の専門知識だけでは、人工知能に負けてしまいますよね。すでに、普通の薬剤師よりも、Googleで検索した方が、よっぽど詳しい薬の効能や、副作用の初期症状が掲載されてる時代ですからね。さらに、調剤業務を機械が行うとなると、薬剤師として現在必要とされてる仕事だけをこなしてると、ほんの数年後には、薬剤師としての仕事がなくなってるって事になりそうな時代ですね。薬局に薬剤師や調剤事務のスタッフがいなくて、バーコードリーダーと自動精算機だけがあるって、考えただけでも怖いですよね。
そんな事にならない様に、うちで働いてくれているスタッフには、患者さんだけでなく、色んな人と繋がれる薬剤師やスタッフになって欲しいなぁって思います。まぁ既にシッカリと繋がってくれてるスタッフもいるので、安心はしてます(笑)。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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