病気によって飲んで良い薬、ダメな薬。
こんばんは。
昨日は、3ヶ月に1回の棚卸でした。商品数が多いと、色々面倒ですね。棚卸の度に、もっとアイテム数が少なかったら・・・、なんて考えてしまいます(笑)。
でも、そんな棚卸も無事に終了しました。過去には、パソコンの操作を間違って一からやり直しって事もありましたが、最近はそんな事も無くなりました。
そんな棚卸から一夜明けた今日は、とっても暖かい気候でしたね。
そんな天候が良くなってるのにまだまだ、インフルエンザは流行ってるみたいです。調剤のスタッフもインフルエンザになって、ここ数日久しぶりに、調剤薬局で朝から夜まで働いています。後、数日で復帰してくれると思うので、それまでしっかりフォローして行きたいと思います。
そんな今日は、まだ流行ってるみたいなので、インフルエンザについてです。
インフルエンザの時に飲んでダメな薬
自分がいる店舗は、薬剤師がいるので、要指導薬・第一類医薬品(いままで処方箋が無いと貰えなかった薬で、薬剤師がいるお店での販売が許可された商品)の販売が出来る様になってます。最近では、この手の効き目のいいお薬の販売が全国的にも増え続けています。最近発売になった、花粉症のお薬『クラリチン』も要指導薬になってます。他には、ガスター10(胃薬)やロキソニン(痛み止め)など皆さんもCMなどで目にした事がると思います。
都会では、色んなドラッグストアーに売ってあると思いますが、唐津では、まだ販売している店舗が案外少ないのが現状です。
今回は、インフルエンザについてかきますね。インフルエンザの時に、市販のお薬で飲んではいけない物の代表として、『ロキソニン』というお薬があります。他にも飲まない方がいいお薬はあるのですが、今回はロキソニンだけについて書きますね。インフルエンザは、悪寒や高熱、関節痛などかなりつらい症状が出ます。実は、ロキソニンの効能に、インフルエンザの症状の関節痛・頭痛・発熱って書いてありますが、特にインフルエンザの時には飲まない方がいいお薬なんです。
理由として、熱がある時は、自分の体中で色んな細菌やウイルスと戦っている証拠なんです。体温が上がると、細菌やウィルスをやっつける血液中の成分が活性化されるんです。そんな時にロキソニンを飲んで、熱を急に下げると、また細菌やウィルスが増えてしまいます。だから、ある程度の熱の時は少し我慢する様にして下さいね。病院で処方される解熱剤(頓服薬)も『38.5度以上の時に服用』って書いてる病院があるくらいです。確かに、38.5度超えると体がだるくなったりするので、その病気のため病院で処方してもらった薬なら飲んで下さい。もしも高熱があるのに病院に行けずに、市販のお薬や、以前病院で処方された解熱鎮痛剤を服用する時は、必ずインターネットで服用しても良いお薬かどうか調べて下さいね。調べるのが無理な場合は、近くの薬局の薬剤師やかかりつけ薬剤師に相談して、服用する様にして下さいね。
比較的安心な解熱剤
アセトアミノフェンって成分が入った解熱・鎮痛剤だとインフルエンザでも比較的安全だと言われてます。病院のお薬では『カロナール』が有名です。なので、市販薬特に解熱剤をを自分で選んで買う時は、箱の裏の成分表示をチェックして下さいね。
また、病院にどうしてもいけない時には、漢方薬や栄養剤などでインフルエンザを根本的に治す手助けができる商品もドラッグストアーにはありますので、近くの薬剤師に相談されてもいいと思いますよ。
でも、まずは絶対に予防です。マスク・手洗い・うがい・鼻うがいを忘れずに行って下さいね。
まとめ
最後に、家族にインフルエンザの人がいる時の対処方法ですが、まず、マスクは絶対してください。後、部屋の中の湿度を加湿器などを利用して高めにして下さい。さらに、しっかり手洗いをして頂く事がとっても大切です。人によっては、インフルエンザの方が触った扉のノブや机などをエタノール配合のスプレーなどで消毒した方がいいと思われてる方もいるかもしれませんが、家の中全てを消毒するのなんか不可能です。なので、消毒する位なら、しっかり手洗いを心がけて下さいね。佐賀県では、後数日で公立高校の高校受験が始まります。受験生の皆さんは、シッカリ予防する様に心がけて下さいね。
この記事の投稿者
山下善太郎