もうすぐ春です。
こんんちは。今日の唐津は朝から天気が良かった。気温はまだ少し低めですが、春が徐々に近づいてきてるなぁって感じですね。高校受験も終わると、もうすぐ桜の時期ですね。今年は昨年とは違う所で桜を観賞したいと思います。ふと思いましたが、なんか冬が近づく秋よりも、春が近づく方が気分が高揚するのはなんでなんでしょうね。特に冬が嫌いって訳ではないんですがーーー。
そんな今日は、今週、松浦漬で年に1回の酒粕の搬入があるので、酒粕について書いてみようと思います。
最近午前中か、午後は1日1回は必ず松浦漬に顔を出すようにしています。新酒の時期が終わり、松浦漬では粕漬を造るための酒粕を熟成する時期になりました。自分にとっては、この新酒粕の受け入れは、初めての機会なので、シッカリと熟成の方法を学びたいと思っています。
という事で、きょうは、久しぶりに酒粕について書きたいと思います。
酒粕について
酒粕は、受け入れる時期によっても粕の硬さも違って、熟成の期間によっては味も香りも変わって来るみたいです。そんな酒粕を長年の職人さんがいい感じに熟成されるまである程度の時間熟成して行きます。
昨年気付いた事ですが、この熟成によって松浦漬の味も変わるので、この熟成期間がとっても大切みたいです。という事で今回は、真剣に臨みたいと思います。
まずは、なぜ、酒粕がお肌に良いかご存知ですか?
酒粕には、豊富な栄養分を含んでいるだけでなく、しみ・そばかすの原因にもなるメラニン色素の沈着を抑える『遊離リノール酸』という物質が豊富に含まれているので、お肌に酒粕が良いと言われる所以です。この他にも、酒粕の中の酵素や食物繊維などが、腸の中をきれいにしてくれて、便秘の解消にもなり、腸内環境が整う事でも、お肌がきれいになったりします。いくら、良い化粧品を使っても、体の中が健康でなければお肌もきれいになりにくいんです。
生活習慣病の予防にもなるんです。
生活習慣病の予防に関しても、ちゃんとした研究機関から、色んな研究結果が出てます。特に日本でも多い高血圧に、酒粕はいいと言われてます。酒粕のなかに、血圧を上げる酵素を抑える力があるという研究結果があるみたいです。また、最近の研究では、糖尿病やガンなどの予防にも期待がされてるみたいです。日本古来の食べ物の効能は計り知れない物がありそうです。確かに、酒粕だけでなく、納豆や味噌なども病気の予防になる事が分かってますよね。
最近では、スーパーでも酒粕ってあまり目にしないかもしれませんが、毎日の食事に少しずつですが、とり入れてみて下さいね。僕の会社で作ってる松浦漬でもいいですし、普通に販売している酒粕でもいいと思います。普通の酒粕を食事にとり入れる時は、味噌汁に大さじ1杯入れたり、カレーに入れてもとっても美味しいですよ。
この記事の投稿者
山下善太郎