いざという時は、やはり原始的な物が役に立つ。
こんにちは。
今日はとっても天気がいい唐津です。お店からもキレイに唐津城が見えますね。もうすぐ12月っていうのに、寒くもなく小春日和です。そんな気持ちいい天気ですが、中々子供の流行性結膜炎も治らず、幼稚園に行けなくなって、早10日。早めの冬休み位幼稚園を休んでします。子供とズ~ット一緒に居たせいか、妻も流行性結膜炎に罹ってしまいました。大人の方が子供よりも症状がひどくなりやすいみたいです。
今週末の同窓会も行けそうにない感じです。数年ぶりだったので、残念ですが仕方ありませんね。子供も何かしらの細菌やウィルスに罹りながら強くなりますもんね。
そんな今日は、最近調剤に入る事が多いので、調剤で気付いた事です。
最近全く使わなくなった物
最近は、お薬を測る時くらいしか使わなくなった物が、この紙です。
多分、私より年上の方は、この紙で包んだ薬を見た事が有ると思います。自分が小さい頃は、1個1個父や母が、痛み止めなどをこの紙(薬包紙)に包んで渡していたのを覚えています。しかし、いつからか忘れましたが、とっても便利な機会が出てきて全くこの紙を使わなくなりました。
今ではこんな感じで、
自動分包機なるものが、1日分をまとめて出してくれるんです。本当に便利になりました。1回に何種類ものお薬を飲まないといけない方にとっては、飲み間違いもなくなります。しかし、今日の朝の様な地震などの天災があると、停電などの影響を受けて、こんな便利な機械も全く使えなくなります。大きい病院では自家発電装置が備えてあります。しかし、普通の薬局の場合は、そういった類の装置はあるはずもなく、手作業でお薬を分けるしかなんですよね。
そんな事を思いながら、再度薬包紙の折り方を勉強しなおしていました。
人間は、忘れる動物って言いますが、昔やった作業って案外覚えているものですね。今でも、こんな感じで中々上手く折る事が出来ます。薬包紙の折り方って検索して貰うと色んな折り方出て来るので、興味がある方はみて下さいね。
また、粉薬を分ける時に、いつも電子天秤を使ってるのですが、電源って普通にコンセントなんですよね。これも、何かしらの天災が起きると使えなくなります。大人のお薬の場合は、錠剤が多いので大丈夫なんですが、小児の場合は、殆どが粉薬なので、万が一の時に、使える測りが必要ですよね。例えば天秤や電池式の測りなど。
最近とっても便利な世の中になりすぎて、原始的な物の使い方を忘れてしまうと、いざという時にとっても大変な事になりそうですね。そんな事を今日の朝のニュースを見た後に感じました。
この記事の投稿者
山下善太郎