痛風は相当の痛み。ならないように予防しよう。
昨日遅くに帰って来て、爆睡しました。
思った以上に体は疲れてました。長時間の運転のせいか身体中が痛いです。
やはり車での移動は片道4時間程度が最適だと思います。
まだ出発前だったため、全く疲れてません。
唐津市で薬局とドラッグストアーをやってます。
38歳子育て中の薬剤師 山下 善太郎です。
一昨日、懇親会後の2次会で一緒だった社長さんが、『痛風は痛い。』って話をされていました。その中でもその方の体験談は、痛風を患った事がない私にとって参考になるものでした。この体験談は参考になった。『車の運転は出来る。でも車に乗るのがすごく大変』(足を上にあげるのが大変だったらしいです。)
その社長さんのためにも、今日は痛風の事を書こうと思います。
『痛風』とは
血液中の尿酸値が高い状態で、足趾そくし(あしのゆび)や足首、膝などに起こる急性の関節炎です。とくに足の母趾ぼしの付け根の関節(母趾MP関節)が最も多くみられ、初めて発症される人の7割がこの部位です。
日本での有病率は0.1~0.3%と推測され、90%以上が男性です。発症年齢は40代前後に多く、最近は若年化の傾向がみられます。
原因
高尿酸血症が続くと尿酸の結晶が関節の組織に沈着し、その結晶が関節内に遊離するとそれに反応して炎症が起こるとされています。尿酸はプリン体という物質の最終産物で、主に肝臓で産生され、腎臓から排泄されます。
高尿酸血症は、尿酸産生過剰あるいは排泄低下、あるいはそれらの混合のいずれかにより現れます。原因は不明ですが、ある程度の体質(遺伝性)が関与しており、アルコール(とくにビール)や甘い飲み物なども増悪させます。典型的なタイプとしては、活動的な中年男性で、アルコールや肉食を多く摂取する習癖がある人に多いようです。(ヤフーヘルスより)
上の原因にもあるようにアルコールや肉食を好む方が痛風になりやすいみたいです。さらに最近は当薬局でも20代後半〜30代の方も痛風の薬の処方が出るくらい若年化してきてるみたいです。
こんな食べ物に痛風の原因のプリン体は多く含まれてます。(注意してね)
肉だとレバー類、魚だと、サンマの干物・スルメ烏賊・カツオが多いです。
他にもたくさんありますが、干物やレバーは桁が違う位多いので注意です。
痛風にならないためには
誰でも言いますが
1.食べ過ぎない。肥満は、痛風だけでなく生活習慣病の原因にもなります。
2.『プリン体』を取り過ぎない。(表を参考にしてくださいね)
3.尿が中性になるような食べ物を積極的に摂りましょう。
例えば、海藻類(ひじき・わかめ・昆布)ほうれん草・大豆など
尿が酸性になりやすい肉類は控えましょうね。
4.適度な水分補給(ジュースなどで水分を補給せず、水またはお茶などで補給してくださいね)
5.お酒の飲み過ぎには注意してください。
一緒に食事をした社長が言われてましたが、プリン体カットのビールは他のビールと比べて痛風の発作が起きにくいらしいですよ。(体験済みらしいです。科学的にはどうか分かりませんが)
今から暑くなってビールがすごく美味しくなりますが、飲み過ぎ食べ過ぎには注意してください。
よく考えるとお酒に合う食べ物ってほとんどプリン体が多いです。
これからの季節本当に気を付けて下さい。
この記事の投稿者
山下善太郎