佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

分からない事は、実際にやってみると腑に落ちる。

こんばんは。
都会の街中は、仮装した人がいっぱいみたいですね。しかし、唐津の駅前は、いつも通りです(笑)。本日、ハロウィン当日、丸1日仮装した人を全く見ていません。そんな静かな町も後数日で、渋谷のスクランブル交差点並みに人が増えます。
理由は、年に1回のお祭り『唐津くんち』が始まるからです。11月2日の宵山から4日まで3日間続きます。その中でも、宵山はかなり綺麗なので、1度は見に来て欲しいですね。

 

こんな感じで曳山が唐津の街を動いています。(唐津観光協会さんのHPより)
こんな感じで曳山が唐津の街を動いています。(唐津観光協会さんのHPより)

考えても分からない時は、やってみる。

そんな今日は、久しぶりにお店で、店頭活動に励んでいました。そんな時に、高校受験の息子さんを持ってる同級生のスタッフから、たわいもない質問がありました。
質問の内容はこれです。

過去の模試に出た『力』の問題みたいです。
過去の模試に出た『力』の問題みたいです。

ひもにかかる力はそれぞれ、何Nか?って問題です。
ハイ、自分は反射的に、1Nって答えました。力って何となく、半分に分散されそうな感じですよね。もちろん、一緒に働いてる薬剤師も同じ答えです。
その答えに対して、スタッフは、『ブッブー』うちの子供と一緒って笑ってました。
社長に対して、『ブッブー』って(笑)。
そんな事より、なぜ1Nではないか?って気になって、スタッフに尋ねると、細かく説明してくれて、何となく分かりました。(あっ、答えは『2N』です。)
でも、スタッフの子供は、理解出来てないって事だったので、実際に証明して上げようと思って、実験器具を実際に作って見ました。

理科は考えるより、実験して分かった方が腑に落ちる。

作った実験器具がこれです。
作った実験器具がこれです。

これを使って、証明する事にしました。
木の棒にS字フックを付けて、滑車を吊るしたダケの簡単な器具です。制作費は700円位。(案外滑車が高い。)これを使って、実際に角度が30度の時、2本の紐に対して、重りと同じ力が掛かっているか実験してみました。

こんな感じで実験しました。
こんな感じで実験しました。白衣のスタッフも同じ1Nって答えてました。

結果は

同じ重さのドリンクを両側に吊るしてみると、確かに角度は、約30度です。
同じ重さのドリンクを両側に吊るしてみると、確かに角度は、約30度です。

写真撮る時に少し傾いたので、バランスが崩れてしまいましたが、大体30度です。
多分、これで、スタッフの子供さんも納得してくれるはずです。

今日は、お昼12時位から1時間以上、この実験器具の作成に時間を使ってしまいました。しかし、とっても楽しい時間でした。これを使って、真ん中のドリンクを2本にした時の角度はどうなるか。他にも、色んな実験してる時って、スタッフみんな楽しそうな感じでした。
もちろん、この器具は、スタッフに渡して、持って帰ってもらいました。

スタッフの家での風景はこちら

本当に実験してます。ドリンクがゼリーになってます。
本当に実験してます。ドリンクがゼリーになってます。

兄弟3人で仲良く実験してます。こんな器具でも、ちゃんと理解出来たみたいでよかったです。
こんな物で、喜んでくれるので、近いうちに小学生や中学生対象に理科の実験教室でもやろうかなぁ。近いうちに企画しますね。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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