お薬を調剤する時に使う道具は、家でも使い道があります。
こんにちは。
一昨日から久しぶりに子供と2人で過ごしていました。最近少しだけ話すようになった子供と2人で、心配してましたが、全く問題ありませんでした。2歳の子供でも、自覚してるみたいですね。大人も子供も同じで、どうしようもない事があると、寝るみたいです。いつも夜泣きする子供も、この2日間は、夜中起きませんでした。多分、完全にふて寝だと思います(笑)。ついさっき妻が帰っ来ました。帰ってくるなり、超甘えています。たぶん今日から、いつもの様に夜泣きが始まるはずです。
そんな今日のブログは、久しぶりにこのシリーズ書いてなかったので、薬局の必需品についてです。
唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
山下至誠堂薬局の山下善太郎です。
これがあるのと、ないのでは、調剤の捗り具合が全く違います。
薬局にある調剤に必要な道具 (軟膏編)
多分、殆どの家庭にはないと思いますが、薬局に、ある道具がこれです。
軟膏をチューブから出す道具。この2種類の道具があると、手で出すのと比べると出てくる量が全く違うんです。
例えば、ロコイドクリーム5g入り(チューブも込みで7.2g)あります。
コレを手で出すと、頑張ってもこれ位。
4.8gしか出せてません。
それが、この道具を使うと
こんなに違います。
えーーー。5g以上に出てるって思われた方もいるかもしれませんね。(軟膏やクリームって実は、表示よりも、少しだけ多く入ってます。)この道具を使うと、それ位ちゃんと出るんですよ。0.4gってほんの少しの差に思えるかもしれませんが、実際はこれ位違うんです。
なので、この道具があると重宝します。この道具、家にあると、とっても便利なんです。例えば、たまたま忙しくて、病院に行くのを忘れた時なども、この道具があれば最後の1回分は出すことが出来るんです。でも、お店では販売してないので、必要な時は、アマゾンでご購入下さいね。多分売ってるはずです。後、軟膏以外使い道ないって思われた方がいるかもしれませんが、実はこの軟膏絞り、家にあるチューブに入ってる物、例えば、ワサビ・辛子・歯磨き粉などにも使えますよ。
軟膏混ぜるのって時間が掛かるんです。
たまに、患者さんから軟膏ってどうやって混ぜてるのって聞かれます。
混ぜる時は、こんな道具使ってます。
左官さんが壁を塗る時に使うような道具です。
この白い所に、軟膏やクリームを出して、均等になるように一生懸命、伸ばしながら混ぜ混ぜしてます。
こんな感じで
なので、処方箋で、軟膏やクリームを混ぜる様に指示がある時は、そのままチューブでお渡しする時に比べて、少し時間が掛かるんです。
一生懸命均等になるように混ぜてるので、少しだけ待っててくださいね。よろしくお願いします。
右にあるのが、軟膏壺という入れ物で、混ざった軟膏やクリームはコレに入れてお渡ししています。
他にも色んな道具がありますが、今回は軟膏やクリームを調剤する時に、使う道具のブログでした。
また、忘れた頃に、調剤の時に使う道具シリーズやって行きます。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の投稿者
山下善太郎