佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

点鼻薬は一時しのぎには良いですよ。

こんばんは。
昨日から、エクスマの研修で静岡に来ていました。
今回が最後の研修、もちろんいつも通り、最終回では、プレゼンの発表がありました。僕は、人前で話すのがとっても苦手なので、練習はしたつもりでしたが、本番になるとやっぱり大事な事をつい忘れてしまいますね。しかし、何とか発表を終わらせる事が出来、今から唐津に帰ります。
自分の発表はさて置いて、仲間の発表を聴くと、自分が足りない所がよく分かってきます。今までは、確かにただ、聴いてただけでしたが、視点を変えて聴くとこんなに違うのかと、改めて感じる事が出来ました。
今回の研修の県は、色々と反省するべき点が多いので、一度整理してからブログに書くことにします。
なので、今回のブログは、周りに花粉症の方が多いので、花粉症の時のお薬についてです。

飲み薬ではない鼻の薬について

最近は、すごく効き目がいい市販の鼻炎薬も出ています。この鼻炎薬の事で、お客様から尋ねられることの多くは、鼻炎薬を服用した時の副作用の事が大半を占めます。ほとんどの鼻炎薬は、飲むとすごく眠くなるといった副作用が出てしまいがちです。しかし、最近の市販薬では、この副作用を低減したお薬も発売されてます。確かに、以前の薬に比べて低減されているものの、絶対に眠くならない訳ではないので、車の運転などされる方は、控えるようにして下さいね
中には、仕事で、車の運転をしたり、作業をする方は飲み薬が飲めない方もいらっしゃいます。そんな方には、点鼻薬をおススメしています。
この点鼻薬には、カンタンに言うと2種類のタイプがあります。まず1つ目は、鼻水が出てる時や、鼻が詰まってる時に使うと直ぐに症状を抑えてくれるお薬と、アレルギー自体を事前に抑えるお薬です。鼻炎の症状の内、鼻詰まりは、鼻の毛細血管が拡張して、空気の通る道を細くしてるため、息苦しく感じます。それをすぐに改善する薬が前者の点鼻薬です。2つ目は、アレルギーを事前に抑える作用が目的なので、今出てる症状も少しは抑えますが、即効性は期待できません。なので、どうしても直ぐに鼻詰まりを解消したい時は、血管を収縮させるタイプの点鼻薬を使うようにして下さいね。

血管を収縮するタイプの点鼻薬は、とっても、効いた気がします。しかし、続けて使わないようにしましょう

上に書いた点鼻薬って、即効性もあり、とっても効き目がいいのですが、点鼻薬で無理に血管を細くすると、原因が取り除けてないのに血管が細くなってるため、さらに血管を太くしようとします。これが原因でクスリが効きにくくなって、鼻詰まりがひどくなる方もいます。だから、点鼻薬は一時しのぎはいいのですが、継続はしないようにしましょうね。
後に書いたアレルギーを事前に抑えるタイプの点鼻薬は、続けて使用しても大丈夫です。
お薬を選ぶ時は、相談して買うようにして下さいね。

まとめ

花粉症の方には、この時期点鼻薬って必需品だと思います。でも、一番は体にアレルギー物質が入って来ないようにするのが1番です。
なので、マスクなどで花粉を防御するのを忘れないで下さいね。後、どうしても血管を収縮するタイプの点鼻薬を使う時は、鼻の奥まで届く、ノズルが長いタイプの点鼻薬を使う事をおススメします。理由は、カンタンで鼻の奥までお薬が届いた方がしっかり効くからです。
最後に、なんでも継続は大切ですって書いてましたが、血管を収縮するタイプの点鼻薬に関して言えば、一時しのぎに使う事は良いと思いますが、継続使用はあまりお勧めできません。どうしても、鼻詰まりでお困りの方は、お薬を購入する前に必ず相談する様にして下さいね。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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