佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

捨てるよりも、残さず使う事の方が難しいです。

 

 山下善太郎のこと, お店の事

こんばんは。
今日は、久しぶりに呼子で仕事させて頂きました。午後だけです。

ちゃんと、薬剤師の仕事もしています。
ちゃんと、薬剤師の仕事もしています。

先日の壁下さんの塾の時に、絶対に店頭に立ってなさそうって言われました。
ハイ、ちゃんと白衣着て仕事してます。
お店が海から近いせいか、気温以上に肌寒く感じますね。

呼子に行く途中で、車中から見える梅の花も満開になりつつあります。もうすぐ春って感じですが、風邪もまだ流行ってます。気を付けて下さいね。
最近自己紹介書くのを忘れてました。
唐津でドラッグストアーと薬局をやってます。
山下 善太郎です。

今日のブログは、先日のセミナーの懇親会で『もつ鍋』を食べてる時の会話で、思った事を書いています。

食文化が変わったり、なくなってしまうのは、もったいない事だと思う。

自分の出身地、呼子には、以前捕鯨基地がありました。観光ガイドでは、『イカ』が有名ですが、基地があったので、クジラでも有名なんです。(生まれて今まで、呼子近辺でクジラ見かけた事はありません。明治時代までは、よくクジラが来てたみたいです。

最近、食卓であまり見かけなくなった、クジラの肉ですが、私が小さい頃は地域によると思いますが、クジラのタツタ揚げが給食で出る位一般的な食べ物でした。
でも、最近の給食では全く出てないみたいです。鳥や豚の肉に比べて供給量が圧倒的に少ないため、価格的にも高くなって出せなくなったのかもしれません。

供給が少なくなった要因に、世界から捕鯨に対する非難があった。というのは皆さんもご存知の事と思います。
しかし、日本以外の国の殆どは、クジラの油が欲しくて、クジラを捕っていたという歴史があります。それに比べて、日本は昔から食べ物を無駄にしないという『もったいない』文化があったので、捨てる所が無いほど、全てを使ってました。クジラだけではないと思いますが、クジラの場合は、こんな感じで・・・

全く無駄にしない日本人。
食べ物を、全く無駄にしない日本人。

クジラのひげなど、食べれない物までも、工芸品として使う位です。
日本人にとって、クジラを捕って食べるって事は一つの文化だったのかもしれません。
しかし、今の20代の人にとっては、クジラの肉を食べる事自体、全くなじみがない物かもしれません。まだ、団塊の世代の人口が多いので、クジラの肉が流通しています。食文化も時代とともに変わって行くのは、仕方ない部分もあるかもしれませんが、世界から色々言われて、食文化がなくなるのは、どうかなぁ?と思います。

自分の父が経営している会社、松浦漬(クジラの軟骨(蕪骨)を使った粕漬け)も、数代前の創業者は、軟骨をもっと美味しく食べてもらうためや、軟骨を捨てるのがもったいなくて作り始めたのかもしれません。この食べ物を捨てないという文化も今後は大事にしていかないと行けませんよね。
日本は、油を摂るためだけにクジラを捕ってた訳ではないので、今後も、食べる分だけ捕るのは良さそうと思います。西洋で、牛や羊を食べる文化と、日本がクジラを食べる文化と全く同じような気がします。日本人は、牛も残さず全部食べてる様な気がします。

こんな事を、先日壁下さんのセミナーの後、九州の食べ物は美味しいって言われた時に、考えてました。

ついさっき、知ったのですが、DM大賞を受賞した、壁下さんが、DMセミナーを開催するみたいです。開催場所は、多分、唐津かな。だって、呼子のイカ食べたいって言ってたから。その時は、是非、呼子の海の幸を堪能して頂きたいと思います。
唐津の地でお待ちしております(笑)。

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★私の父が経営している会社『松浦漬』、クジラの軟骨を伝統の技術で柔らかくして、秘伝の酒粕で漬けた『珍味』です。
良かったらホームページみて下さい。

 

 

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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