肝臓の話(AST・ALTの話も少し)
こんばんは。
今日は、気になる番組アウトデラックスを観た後に更新です。
短パン社長の出演があまりの短さに驚きました!
最後はAV男優兼監督で終わるという結果に。『えっ〜〜〜〜〜〜〜』って感じでしたが。収録は1時間位あったみたいですけど・・・でも。短かったのにかなり笑えた。
唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
38歳子育て中の薬剤師 山下 善太郎です。
今日は、お客様からの質問シリーズです。
『健康診断でいつも肝臓の数値が気になる』どうしたらいいですか?
このような事で相談される方のほとんどがお酒をほぼ毎日飲まれてる方です。なのでそんな方にはこのような順番で話させていただいてます。
お酒(アルコール)はご存知の通り肝臓で分解されます。
アルコールは肝臓に運ばれて、アルコールを分解してくれる酵素によって、アセトアルデヒドという物質になり、最終的に水と二酸化炭素に変わって、無毒化されます。(って事は、アルコールは毒って事になりますね。)
二日酔いの原因物質がアセトアルデヒドで、これが頭痛や吐き気の原因です。つまり、頭痛や吐き気がお酒を飲んで出るって事は、飲み過ぎって事になります。
AST(GOT)・ALT(GPT)が高いって事は、肝臓が傷ついてるってこと。
お酒を毎日服用すると、肝細胞が壊されます。すると、本来肝臓の中で働いているAST・ALTなどの酵素が肝臓の外に出て行きます。この時(肝細胞が傷ついている時)血液中のAST・ALTを測ると高くなってる事が多いんです。肝細胞の壊されてる数値がAST・ALTの数値になります。
AST・ALTを下げるにはどうしたらいいの?
肝細胞が壊れた所が修復されると血液中のAST・ALTの数値も下がります。
肝細胞はもともとタンパク質でできているので、タンパク質を作る力が上がると傷ついた細胞も元に戻ります。つまり、タンパク質をたくさん作れれば、傷も治るってことです。タンパク質の原料はアミノ酸です。タンパク質の合成に必要な原料や酵素やビタミンがあれば、傷は治るってことです。
まとめ
AST・ALTの数値が高かった人は、お酒が原因の場合はお酒をやめて、タンパク質の合成に必要なアミノ酸や酵素やビタミンを食べ物で積極的に摂る様に心掛ける。飲み会シーズンでTVCMやってるヘパリーゼも内容成分はアミノ酸とビタミンなので、補助的に使うにはかなりいい商品です。お酒を飲む前のヘパリーゼは肝臓を守るためには良いって事です。
でも、AST・ALTが高くなった時はすぐにお酒をやめて下さい。また、ほぼ毎日お酒を飲む方は、週に二日ほど休肝日を作って下さい。
今日もさいごまで読んで頂きありがとうございます。
この記事の投稿者
山下善太郎