佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

冷蔵庫は、物を保存するだけの商品ではなかった。

こんにちは。
昨日は休みを利用して勉強会に参加してきました。昨日の勉強会で学んだ事を一言で言い現わすと、コレ。

神様の言う事は絶対。
神様の言う事は絶対です。

かなり、平均的な気温に戻って来てますが、まだ寒い日が続いてますので、風邪・インフルエンザには気を付けて下さいね。
唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。

山下至誠堂薬局の 山下 善太郎です。
今日のブログは、先日JCの行事で参加した京都会議において、会頭の話の中で出て来た『パラダイムシフト』と、帰りの新幹線の中で見たフェースブックの投稿記事がとってもリンクしたので、その事をブログに書きたいと思います。(あるフェースブックの投稿は、たぶんこの記事のシェアだったと思います。)

冷蔵庫は、物を保存するだけの商品ではなかった。

冷蔵庫は、今まで『食べ物・飲み物など食料』を長い期間保存するための商品だと思ってました。

日経トレンディーの記事を読むまでは、冷蔵庫にこんな機能が付くなんて事を全く想像してもなかった。

この記事に出てくる冷蔵庫、11月発売予定らしいですが、冷蔵庫のドアがテレビみたいなディスプレイになってるらしいです。好みの色やデザインに変更するためだけなら、その機能も納得です。色やデザインが自分の好みに出来たらいいと思ってる方が多いと思います。しかし、ドアをディスプレイにする理由が、色やデザインの変更をカンタンにするためだけでなく、将来的には、冷蔵庫内の材料を表示したり、賞味期限のチェックを内臓のソフトが将来出来るようにするためのものらしいのです。さらには、冷蔵庫内の物で出来る料理を提案したり、ドアの開閉を認識し、住民が無事かどうかの確認にも使えるようにして行く計画があるみたいです。確かに、生きてると、必ず冷蔵庫の前には1日1回以上立ちますよね。

ドアに画面が付いてる冷蔵庫(日経トレンディネットより)

記事にも出てましたが、庫内に必要な物があれば、地元スーパーと提携して広告をディスプレイに表示してタッチパネルで購入できるようにする計画もあるみたいです。この計画が実現すれば、ディスプレイに表示される会社の広告収入で冷蔵庫の価格も安くなるような事も書いてありました。極端な話冷蔵庫がタダになる時代が来る様です。どんなに安い冷蔵庫でも今は2万円位はしますが、高機能の冷蔵庫がタダで手に入る時代になって来てるみたいです。今後は、この様な冷蔵庫の製造メーカーと提携できないスーパーなどは、自然と選ばれないお店になって行くかもしれません。また、この様な感じの電化製品が次々と発売される様になって行く気がします。

これは、自分の薬局に置いても同じような事が言えて、上の様な事がカンタンに出来る冷蔵庫ならば、冷蔵庫に体温感知や脈拍感知機能が付くと、冷蔵庫の開閉時に、風邪気味などの健康状態のチェックを冷蔵庫が行う事が出来るかもしれませんよね。さらに、持病(糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風・心臓病など)を入力しておくと、自分に合った食事を冷蔵庫が提案してくれる時代が来るかもしれません。今まで、薬剤師や栄養士がお店に来ていただいたお客様に提供していた情報が、カンタンに冷蔵庫がしてくれるって事ですよね。

だから、これからお客様に選んでもらうためには、エクスマの藤村先生が言われる関係性が重要だと改めて感じました。確かに普通の情報だと、ネットに繋いたら、得られます。これからは、役に立ち、信頼される情報を沢山発信してお客様と信頼関係を築くことが大事になって来るような気がしました。じゃないと冷蔵庫が選んだお店が選ばれてしまうかもしれませんよね。
自分の子供が40代になった時に自分の職業である『薬剤師』ってあるのかな?なんて日経トレンディーの記事を読みながら思いました。ただ、薬を渡して、お薬の重複・副作用などをチェックし、食事の指導するくらいならコンピューターで大丈夫な世の中になりそうですよね。それ以外の有益な情報をもって、さらに信頼されないと『薬剤師』の職業ってヤバイかもしれませんね。薬剤師も今後視点を変えてコンピューターに出来ない事をしないといけませんよね。出来てない自分が言うのもなんですが・・・・。では、今日も頑張ります。

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 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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