止めたほうがいい咳と、止めない方がいい咳について
こんばんは。冬らしい寒さになってきましたね。
昨日の投稿でも書きましたが、1月4日の高濃度のPM2.5の影響で、咳が止まりません。初めて吸入なるものをしました。吸入すると少しは楽になります。おかげで、夜寝れるようになりました。
日本では、中国におけるPM2.5などによる深刻な大気汚染の発生を受けて、たまにPM2.5の濃度が高くなります。最近は少しは研究が進んでPM2.5について分かってきましたが、対策と言っても部屋の中で過ごすか、マスク・うがい位しかないのが現状です。巷ではPM2.5について色んな事が言われてます。しっかり予防しましょうね。
PM2.5は以下の様な物です。
大きさ
PM2.5は直径2.5μm(1μm(マイクロメートル)=1mmの1000分の1)以下の非常に小さな粒子です。PMは「Particulate Matter(粒子状物質)」の頭文字をとった言葉です。成分
炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などが含まれます。主な発生源
(1)物の燃焼などによって直接発生
・ボイラーや焼却炉などばい煙を発生する施設
・鉱物の堆積場など粉じん(細かいちり)を発生する施設
・自動車、船舶、航空機
・土壌、海洋、火山の噴煙など自然由来のもの
・喫煙や調理、ストーブの使用など家庭から など
(政府広報オンラインより)
PM2.5の成分は金属なども含まれているので、人間にもともと備わってる排出機能で出すしかありません。排出する方法は以前話題になったデトックスです。その人間本来持ってるデトックスの機能を高めるしか方法がありません。
唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
山下至誠堂薬局の山下善太郎です。
今日は、咳について書きます。自分にとってはかなりタイムリーなネタです。ここ数日『咳』のお客様が多いので、咳で苦しんでる方は参考にして下さいね。
あなたの咳はどっちの咳?
呼吸器系の専門のお医者さんではないので、詳しくは書けませんが、お店にお薬を買いに来られた方にはこんな感じで説明してます。
風邪などの病気で咳が出るとき痰がからまない、『コンコン』という空咳の時は、効き目がいい咳止めを買って頂きます。成分的にはリン酸コデインが入っている商品です。しかし、痰がからむ様な咳やのどの奥に何か異物あるような状態がある咳の時は、痰の切れが良くなる成分を含んだ咳止めまたは、風邪薬を販売する様にしてます。最近の痰の切れを良くする成分は、医療用成分が配合された物もあるので、痰がきれいに出せる事で、咳が止まる事もあります。咳も一種の異物を外に出す人間が本来持ってる排出行為なんです。なので、咳自体を止めるよりも、痰の切れを良くした方がいい事もあるんですよ。
私の今回の咳は、もちろん、後者です。なので、痰の切れを良くする成分を含んだ咳止めを飲んでいます。
咳止めを買う時に注意した方がいい事
持病として、喘息を持ってる方は突然咳止めが必要になっても、自分で市販薬を選ばずにお薬の専門家に相談して咳止めを選んでもらうようにして下さい。喘息の方が飲まない方がいい咳止めもあります。また、日頃病院のお薬を飲まれてる方は、必ずお薬手帳(お薬ノート)をもって市販薬は買いに行って下さいね。市販薬の咳止めの中には、今持ってる病気の症状を悪化させる成分を含んでいる商品もあります。
まとめ
咳にも2種類止めていい咳とダメな咳があります。必ずお薬を買う時は専門家に相談してお薬を選んでもらって下さいね。
天気予報では今日くらいから冬らしい寒さが続くみたいです。まだ唐津ではインフルエンザは流行ってませんが、これから流行る時期です。PM2.5対策と同様にインフルエンザ対策も行って下さい。マスク・うがい・手洗いは必須です。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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この記事の投稿者
山下善太郎