佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

しもやけの治し方。

 

 病気の豆知識

こんばんは。明日はクリスマスイブですね。今年も残す所後1週間ほどです。
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今日は先日相談ががあったしもやけについてです。
しもやけの治し方です。良かったら参考にして下さいね。

しもやけ

まだ、私が小学生だった頃は、しもやけになるといつも、洗面器に少し熱めのお湯と水が入った洗面器に交互に付けて治してた様な気がします。たまにひどくなると、針でチョットさして血を出したりされてました。それ位よくしもやけになっていた気がします。しかし、今では全くなりません。

しもやけの原因

正式には「凍瘡(とうそう)」と呼ばれます。気温の低下による冷えや寒さが原因で血流が悪くなる事で起こる炎症を事を言います。しもやけになりやすい部位は、末端(先っぽ)の部分でさらに露出が多い場所がなりやすいです。例えば、手足の指先・耳・鼻先などです。例を挙げた部位は出来るだけ、冷えない様にシッカリ覆うようにして下さいね。足先に出来やすい人は足用のカイロを使っても良いと思いますが、足に汗をかいたままにしておくと、冷えてしもやけを悪化させる事もあるのでカイロの使用には注意して下さいね。

しもやけの基本的な治療方法

しもやけは、放置すると悪化して完治するまでに時間が掛かってしまします。しもやけが出来た場合は出来るだけ早く治療して下さいね。市販薬で効果があるとされるのは、手足の指先(末梢血管)の血流を良くするといわれるビタミンEを飲んだり、ヘパリン類似物質配合の軟膏や漢方の軟膏を塗るなどするのが一番です。先日載せた商品(シモアキュア)もヘパリン類似物質が入った軟膏です。

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ビタミンEですが、出来るだけ医薬品のビタミンEを飲むようにして下さいね。サプリメントのビタミンEだと、天然型のビタミンEが多いので天然のビタミンEに比べて吸収が落ちる事があります。
余りに痒すぎる場合はステロイド配合の軟膏も一緒に使っても良いと思います。後、昔からある民間療法で、上に書いたように洗面器に熱めのお湯と冷たい水2つを用意して交互に入れて血流を良くするのも1つの手段だと思います。ジンジンして気持ちいいですよ。

まとめ

しも焼けは、痒みを我慢して何もしない。これが一番よくありません。できるだけ早めの治療をして下さいね。市販薬を使っても治らない時は、早目に病院の受診も必要です。
後、日頃の食事にも気を付けて下さい。バランスのいい食事にすることはもちろんですが、なるべくビタミンEを多く含む、落花生や大豆、アーモンドなどの豆製品なども摂るようにして下さいね。

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 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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