薬剤師の仕事について
こんばんは。
今日は久しぶりに、溜まってた事務仕事を片付けました。少しは机の上がきれいに。机の上の書類がなくなると、少しは気分も晴れやかになります。
午後からは、国保の会議に出かけてました。その会議で思った事を。
薬局の仕事
薬局の仕事って最近徐々にですが増えてます。
薬剤師の仕事
薬剤師は、医薬品全般について、幅広い知識を持つ「薬」の専門家です。薬局や医療機関(病院)で処方せんに基づく調剤や患者への服薬説明を行うほか、医療用医薬品から一般用医薬品まで、すべての薬を販売したり、相談にのることができます。(大分薬剤師会のホームページより)
数年までは、上記の内容だけで良かったのですが、最近では上の内容の外に在宅業務などが加わり、患者様との距離も近くなってきています。なので、薬剤師ってお薬の知識だけでなく、色んな事を勉強してます。
そのうち、医療機関(病院)で処方せんに基づく調剤は、健康保険で7~9割が補われてますが、毎年財源不足で、大変になって来ています。
医療保険の現状
2008年度の高齢者の医療費を支えるしくみを見直してから、健保組合の財政は急速に悪化しました。その原因として、後期高齢者医療制度への支援金に加え、前期高齢者納付金の拠出による保険料収入の半分近くを占める過重な負担などがあげられます。13年度の健保組合の決算の経常収支では、全体の7割の組合が赤字を計上、赤字総額は約2,500億円となりました。健保組合では、積立金を取り崩したり保険料を引き上げたりしてなんとか運営していますが、すでに限界を超えており、健保組合制度の存続にかかわる深刻な問題となっています。(けんぽれんの医療保険の現状より)
きっと、どの市町村でも同じだと思われます。どこも、赤字。国も大変なんです。そこで、今薬局でやってる事は、こんな事です。
薬局にできること
最近、血糖測定できる薬局があります。
こんな機器を使って測定します。
この血糖測定、ほんの少しではありますが、医療費の抑制に貢献できるかもしれないんですよね。血糖に関係がある病気って糖尿病があります。
糖尿病って、気にしなかったら本当に気付かない病気なんです。気付かずにそのままにしておくと、色んな合併症が出てしまう事があるんです。でも、初期であれば、食事療法などで、お薬に頼らず改善する事もあるんです。改善するにも関わらず、そのままにして最悪、糖尿病性腎症とかになると、人工透析をしないといけなくなる事もあります。そうなると、医療費も結構かかってしまいます。病気になってしまった本人も大変ですが、医療費を負担する組合や国も大変です。
だから、自分の血糖値が高いか高くないかを知る必要があると思います。
血糖値を知る方法は、今まで、市町村の健康診断を受けるか、病院やクリニックで健康診断を受けるしかなかったんです。しかし、働き盛りの方の健康診断の受診率は仕事で忙しい事もあって、低めなんです。
そこで、活用してもらいたいのが、薬局です。
今まで、病院やクリニックに忙しくて行けない方は、お昼休みや少し、空いてる時間なんかに、薬局に行って、血糖値を測ってみてくださいね(時間は20~30分ほどかかります)。自分の血糖値を知ることで、もし基準より高めであれば、病院に行く気にもなりますよね。また、基準値ギリギリであれば、少しは食事を気にし始めると思います。薬局では、病気かどうかは診断できませんが、血糖値の確認はできます。健康が少しでも気になる方は相談して下さいね。
薬局では、色んな事をやってます。薬剤師にお薬の事だけでなく、色々相談して下さいね。
まとめ
薬局は、お薬をもらいに行くだけでなく、健康の相談もできます。薬剤師をもっと使って下さいね。佐賀県のいくつかの薬局で、血糖測定も行ってます。コチラで確認下さい。
もちろん私の薬局でも行ってます。(10月1日~12月31日までは無料になってます。補助事業なので。)
★Facebook友達申請(メッセージ付きでお願いします)orフォローして下さい。
https://www.facebook.com/zentaro.y
★twitterでも情報更新してます。フォローして下さい。
https://twitter.com/ZEN0111
この記事の投稿者
山下善太郎