生理痛について

こんばんは。今日は月に1度の薬剤師会の理事会でした。久しぶりに長めの会議。いつも立って仕事してるので、長い事座るのは少し苦手です。

唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
山下　善太郎です。

痛みについて。

生理痛の原因は色々あります。

• 生理痛は、生理時に分泌される物質「プロスタグランジン」が多いと
  生理痛を起こします。このプロスタグランジンは、子宮を収縮させ、子宮内膜がはがれるときの出血（経血）をスムーズに体外に出すことに一役買っている物質です。しかし、プロスタグランジンがたくさん出てくると、子宮の収縮が過剰になって痛みの原因になります。また、このプロスタグランジンは、頭痛、肩こり、腰痛、吐き気の原因にもなります。なので、生理の時に頭痛が起きたりする事があるんです。

• ストレスによる自律神経の働きが悪くなり、ホルモンバランスが崩れて生理痛が起こることがあります。
• これからの季節、寒くなってきます。寒くなると暖かい時に比べれば、冷えが強くなる事があります。これが原因で、血液の循環が悪くなり、痛みが起こる事もあります。

これ以外にもあると思いますが、最近の方に多いのは冷えです。自分で自覚してる方はこれからの季節特に注意して下さいね。

改善の方法

一般的には、痛み止めを服用される方が多いと思います。
最初は、バファリンやイブなどの服用から始まり、人によっては徐々に効きが悪くなり、ロキソニンを飲んだりして、しのいでる方が多いと思います。痛み止めで、一時的に痛みは止まることがありますが、根本的な改善にはなりません。

でも、毎回辛い痛みでお困りの場合は、痛くなりそうな時や、痛みがあまり強くない時にお薬を飲むようにして下さいね。また、痛みで困ってる時は、カイロなどでお腹を温めたり、飲み物も冷たい物を避けるなどすると、少しは改善しますよ。
根本的な改善には、冷えの原因でもある血液の流れを良くする必要があります。まずは、体が冷える様な事はしない様にして下さいね。また、食事もコンビニ食や外食は避けてバランスを考えて食べるようにして下さいね。

生理痛の相談を男性にはしにくいですよね。
当店では、女性の薬剤師もいますので、お気軽に、ご相談下さいね。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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