相談しにくい薬の選び方
こんばんは。昨日で、唐津くんちも終わり、今日から唐津は平常に戻ります。
先日、『相談しにくい事』って記事で、痔の原因について書きましたが、痔の薬について全く書いてなかったので、今日は痔の薬の選び方についてです。
唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
38歳 山下 善太郎です。
痔の薬の選び方
少しだけ復習です。
前回は痔の原因について書きました。読んでないって方は、是非読んで下さいね。
コチラ
痔の種類について
痔は、大きく分けると3種類に分けられます。
- 痔核(内痔核・外痔核)
- 痔瘻(これは、間違いなく直ぐに病院に行って下さいね。)
- 裂肛(いわゆる、切れ痔です。)
上に挙げた中で薬局で対応できるのは、痔核と裂肛のみです。
痔になる理由は前回分の記事を参考にして下さいね。
痔の薬の選び方
痔の薬は大きく分けて3種類です。
- 軟膏剤
分かりやすい様にCMなどで有名な商品載せましたが、この様なチューブタイプの軟膏剤は、裂肛(切れ痔)に使って下さい。清潔な指に直接軟膏を出して患部に塗るか、ガーゼなどに軟膏をたっぷりと出してガーゼを押し付ける方法で塗ってください。
- 注入軟膏
この様な先っぽが長くなってるタイプの軟膏を注入軟膏と言います。このタイプを選ぶ方はあまりいないんですが、実は、とっても優れモノで、肛門の中に出来てる痔核(いわゆるいぼ痔)には、直接肛門に先を入れて中の軟膏を出すことで、内痔核を治療できます。さらに、上のチューブタイプの様に指やガーゼに出して切れ痔にも使えるので、両方患ってる方にとっては、とっても便利なお薬なんです。
- 坐薬タイプ
このタイプは切れ痔への効果は殆ど期待できません。内痔核(いぼ痔)用です。
自分の痔のタイプによって使い分けて下さいね。でも、お勧めは注入軟膏です。1回使い切りで清潔で、使い勝手もいいんです。
痔の薬はいつ使うか?
どのお薬も1日2回使う方は、朝のトイレの後と、夜のお風呂上りがいいと思います。特にお風呂上りは、患部も洗うのでとっても清潔です。
朝使う時も、患部を洗って使って下さいね。ウォシュレットがある方は、ウォシュレットを使ってない場合は、赤ちゃんのおしり拭きなどを使って清潔にしてから使用して下さいね。
まとめ
痔のお薬は上に書いた通りです。
痔で、痛みがある時は、お尻を温めると痛みがとれる事があります。家に要るときはお風呂などに入って温めて下さい。また、外にいるときなどはこの季節カイロも販売してます。カイロなどで温めてもいいと思いますよ。でも、低温やけどには注意して下さいね。ただ、痔瘻や肛門周囲膿瘍の時は、患部に熱を持ってる事も事があります。こんな時は温めないで冷やして直ぐに病院に行って下さいね。
痔の原因は温めると良くなる事で分かるように、血めぐりが悪いのも原因なんですよ。
これから寒くなります。お風呂はシャワーだけで済ませないで、湯船につかるようにして下さいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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この記事の投稿者
山下善太郎